冬になると毎週末、複数の場所でマラソン大会が開催されます。1か月で30以上の大会が開催されることを考えると、ランニング人口の多さを実感させられますね。
趣味が高じて毎年フルマラソンやハーフマラソンなどに出場するようになり、さらにはタイムを縮めることが目標になっている方も多いと思います。そして、ある程度タイムが出始めた時、練習の組み立て方について考えるようになります。マラソンだからといって、ただひたすら走ることだけが練習ではありません。
今回はマラソンに向けた練習を組み立てる考え方について紹介します。
練習の最適なタイミングは朝食前
1日の中で朝食前が最も絶食時間が長く、体の中の糖が一番減っているタイミングになります。ここでトレーニングをすることにより、マラソンランナーに必要な脂質をエネルギー源に使って運動するという状態が作れます。そのため、練習のタイミングとしては可能であれば朝がおすすめです!
しかし、どうしても朝起きれない・・・という方もいると思います。それでも朝のトレーニングと同じような効果を求めたい方は、お昼ご飯を抜くことで朝食後からの絶食時間を長くとれるので、朝トレーニングをするのと似た状況を作り出すことができます。
ただ、朝でないと意味がないと言っているわけではありませんので、それぞれの生活リズムにあわせて練習するタイミングを選びましょう。
練習はメリハリをつける
マラソンのための練習はメリハリをつけることが大切です。
例えば、毎日5km走るよりも、1日置きに10km走る。毎日10km走っている人は、15km走って翌日は5kmに走る。毎日同じ距離を走るよりも、日によって強弱をつけた方がトレーニング効果が出やすいですので、メリハリを意識してトレーニングスケジュールをたてましょう。
練習頻度は週3日
練習は負荷をかけて疲労してそれを回復してというサイクルを繰り返すわけですが、回復したところで次のトレーニングを入れてあげるのが最もトレーニング効果を得やすいタイミングになります。そのため、できれば週3回トレーニングしたいところ。それが難しいという方は、少なくとも週に2回くらい練習できるといいですね。
逆に頻度をもっと上げたいという方については、週4回5回と頻度を増やすのではなく、頻度は週3回に留めて、1回あたりのトレーニング量を増やすという方向に動いた方がよいでしょう。
動画の中では他にも練習法について紹介されていますので、興味がある方は是非最後までご覧ください。