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高校ラグビー 名門 東海大仰星高校 湯浅大智監督 理想のチームは全員が10番|花園 教育 部活

高校ラグビー 名門 東海大仰星高校 湯浅大智監督 理想のチームは全員が10番|花園 教育 部活

創部1984年、部員数100名を超える東海大仰星高校は、言わずと知れたラグビーの名門校です。第102回全国高校ラグビー選手権にも4大会連続22回目の出場を果たしています。

強いチームはなぜ強くいられるのか?

今回は東海大仰星高校の監督である湯浅大智監督のインタビュー動画をもとに「練習や指導方法・方針」について詳しく解説していきます。

今日のストーリーへの問いかけ(動画9分30秒〜)

全体で促すというよりも、上級生に対して「今日のストーリーはどうだったのか?練習を行うポイントはなんだったのか?それに対して掛けなければいけない言葉はなんだったのか?」これらを、全体に質問を投げると薄まってしまうので上級生に投げて双方向でのコミニュケーションを心がけている、と語っています。

戦術の理解≠学力(動画10分30秒〜)

戦術に関して、学力が高い選手が戦術的理解が高いかと言われると一概にそうではないですが、理解という部分だけにフォーカスすると学力が高い生徒の方が高いと湯浅監督は話します。

練習そのものは理屈でやらないといけないと思っているそうで、ディフェンスは理詰めで、タックルは理屈抜きでやりなさい、練習自体は理屈を積み立てて、最終の試合は理屈抜きでやるということを理想として指導しているそうです。

理想は「全員10番」(動画13分30秒〜)

全員スタンドオフで全員フランカーであり、その中でスクラムが強いから1番、ゲームメイクがうまいから10番と、それぞれスペシャルな考え方や再現性を持っているからその番号を任されているのであり、戦術理解度に関しては全員がかなり高いチームが理想だと監督は語ります。

社会と世界の平和に貢献できる人材育成(動画15分40秒〜)

いつも公言はしていますが、目配り、気配り、心配りと思いやり、そしてチームファーストとして考えることが出来て、素直さと謙虚さとひたむきさを培って、社会あるいは世界の平和に貢献できる人材になる、ことを常に伝えているそうです。

ラグビーという競技自体が人生1回分のようなもの。スキルそのものでいうと、グラウンドでラグビーの練習をして上手くなるのはラグビーだけ。グラウンドに立つまでに、どんな人間になっているのか?を完結してもらいたい、と考えて指導に当たっているそうです。

それでは動画をご覧ください。

参照元:高校ラグビー名将「湯浅大智」先生のラグビー観を探る

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