気温が下がってきて冬間近の季節になりました。野球チームの中には秋の大会も終わり、オフシーズンに入るチームもあるのではないでしょうか。野球の冬練習は「走り込み」というイメージが強いですよね。走り込みが多い冬の練習は嫌い・・なんて思ってしまう選手も多いと思います。
冬のトレーニングは来シーズンに反映されるのでとても重要ですが、すぐに効果が出るわけではなく地道な練習と言えます。この大切な冬トレをいかに充実させられるかが大切。本記事では、冬トレにおすすめの走り込みメニューを紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
今回ご紹介する走り込みメニューは、野球グラウンドのライトポールからレフトポールを走るいわゆるPPと呼ばれるメニューです。レフトからライトに走り、一度休憩をしてから戻るこのメニュー。一度は経験のある選手も多いでしょう。しかし、今回のPPは休憩時間が10秒と短時間の休憩しかありません。つまり、ほとんど休憩がない状態で走り続けるという精神的にも追い込まれるトレーニングです。
走るフォームがぐちゃぐちゃな選手は、まず正しい走り方をマスターする必要があるので、正しいフォームで走れるようになったら今回の練習を取り入れてみましょう!
練習方法
ライトポールからフェンス沿いをレフト方向に走ります。このときにタイムを測っておくことがおすすめです。タイムを測ることで力を緩めることができなくなり、常に本気で走ることができます!
レフトポールへ到着したら10秒休憩し、レフトから直線でライトポールへと戻ってきます。待っている選手は、戻ってくる選手に声かけをして励ましましょう!
このPPは先述したとおり、走り方のフォームが固定されていないと意味がありません。悪いフォームでたくさん練習しても、悪いフォームの練習になってしまうため、はじめに自分のランニングフォームをふりかえり、必要な場合は改善しましょう!
このトレーニングはたった1往復ですが、とてもキツい練習です。練習の最後やトレーニングの最後に取り入れることがおすすめで、最後の最後まで自分に負けずに走りきることがとても大切です。
辛いメニューでも楽しく盛り上がりながらチーム全員で乗り切るようにしましょう!
それでは動画をご覧ください。