2023年シーズンも終了間近ですね。今季の課題を解決するために大切なことは冬の過ごし方。冬トレと聞くとキツいイメージがありますが、冬の練習をいかに充実させるかが選手の成長を左右します。
本記事では、春先に向けてスイングスピードを上げたい選手にぜひ取り入れていただきたい素振りのメニューをご紹介します。自宅でもできる練習内容なので、参考にしてみてください!
練習メニュー
はじめに、この練習をするときに通常のバットではなく、少し重たいバットと軽めのバットを準備しましょう。小学生の場合は、試合で使っているバットで問題ありません。
- ・10本×3セットは重たいバット
- ・次の10本×3セットは軽いバット
- ・次の10本×3セットは試合で使うバット
- ・最後の1セットも試合で使うバット
上記の順番でバットを持ち替えることがおすすめです!合計10セット素振りを行いますが、小学生は5セットから始めてみてください。
素振りの内容
- 10回連続で早打ちのようなリズムでフルスイングをする
- 10秒休憩
1.2の素振りを10セット、小学生は5セット続けましょう。息も上がり、身体もキツいですよね。それでも、力を抜かずに全力でフルスイングすることが大切です!
素振りのポイント
素振りをするときは、ノーステップでスイングすることがおすすめ。身体の重心移動だけでバットを振ることがとても大切です。
ノーステップでスイングすることは、足を上げないので勢いがつけられません。勢いをつけない状態で、身体全体を使って強くスイングすることに意味があるのです!
とても疲れる練習ですが、「疲れてきたときに初めて力がつく!」という風に考えて素振りに取り組みましょう。この練習はタイムキーパーとフォームのチェックを兼ねてペアで行うことがおすすめです。お互い励まし合って練習に取り組んでみてください。
素振りが終わったら、同じセット数と休憩時間でティーバッティングも取り入れてみてください。打球の速度やスイングスピードが落ちないように、10本全力で打ちましょう!
以上がスイングスピードを上げるためのおすすめ練習方法です。打撃力を上げたい選手は、春先の自分をイメージして、ぜひ自主練などに取り入れてみてください!
それでは動画をご覧ください。