スクリューキックは、蹴ることが難しいキックです。少し当たる位置がズレるだけで回転がおかしくなったり、飛距離が出なくなります。今練習しているけど、上手に回転がかからないなと悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、ラグビーの「スクリューキックの蹴り方の基本」について、最後の動画をもとに解説していきます。

手のひらの上で斜めにボールを置いて持つ

スクリューキックとは、ボールに横回転をかけながら蹴るキックのことで、風の抵抗を受けにくく、ボールを遠くに飛ばすことが出来ます。

スクリューキックのボールの持ち方は、手のひらの上に寝かせておいて、先を少し斜めに傾けて持ちます。斜めに傾ける角度は、左利きの場合は時計でいう2時と8時の方向、右利きの場合は10時と4時の方向です。上に向ける面は、縫い目ではなく面である方が蹴りやすい場合があります。

ボールから手を離したら素早く手を引くように落とす

スクリューキックは、ボールを持っていた形をキープしたまま足元まで落とす事が出来るかがポイントとなります。落とす時のコツは、ボールから手を離したら素早く手を下に引くようなイメージで行います。そうする事で、ボールに余計な力が入らず落とす事が出来ます。

少しでもボールがブレると、回転がぐちゃぐちゃになり距離が出なくなってしまいますので、ボールの落とし方はとても重要です。持った時の形をキープしたまま、落とせる練習をたくさんしましょう。

こすると飛ばない 中心を蹴り上げよう！

スクリューキックは、ボールの中心辺りを足の甲で蹴り上げることでボールに力を伝えながら回転をかける事が出来ます。回転をかけることだけを意識して、ボールの横をこするように蹴ると、回転はかかりますがボールに上手く力が伝わりません。

そうなると、飛距離も出なくなり、コントロールも難しくなってしまいます。しっかりとボールに力を伝えるためにも、ボールの中心をまっすぐ蹴り上げるイメージで蹴りましょう。

いかがでしょうか？今回解説した3つのポイントを意識しながら、スクリューキックを練習してみましょう。

それでは、動画をご覧ください。