ホームランを打つためには、遠くまで飛ばせるパワー以外に、体の使い方やバットの使い方も重要になってきます。実際に、通算868本のホームランを打った王貞治氏は、体の大きさやパワーに頼ることなく、卓越した技術を用いてホームランを量産しました。
現在、体が小さくてパワーがない選手でも、バットの使い方を意識するだけで、飛距離を伸ばすことはできます。
今回は、飛距離が伸びない選手や、パワーがあっても打球の角度が上がらない選手たち必見のバットの使い方を紹介します!
打球が伸びるスイング
(動画1:55)
伸びる打球を打つためには、地面とバットが平行になる軌道で、スイングすることが重要です。地面とバットが平行なスイングで打つと、上に向かって打つときより、打球が伸びやすくなります。
落合博満元監督が、ノックでフライを打つときに、地面とバットが平行になるスイングで、フライを打ち上げています。スイングの軌道を確認するときに、参考にすると良いでしょう!
また、良い打者はスイングをするとき、バットのヘッドが後ろに残る特徴があります。バットのヘッドが後ろに残ると、ミートポイントまでに幅を作ることができます。バットの軌道とヘッドの残り方を意識して練習に取り組みましょう!
意識するポイント
(動画4:08)
バットを平行に振るためには、バットの向きを横にする必要があります。バットを横向きにするためには、バットのグリップを横に向けなければなりません。
バットのグリップが向いてる方向に、バットは進んでいきます。バットを平行に振りたいときは、グリップを横にする意識を持つことがポイントです。
鏡や動画で、自分のスイングの軌道を確認しながら、練習することをおすすめします!
ヘッドを最大限に利用する
(動画5:33)
バットを平行に振ることで、バットのヘッドを最大限に利用できるようになります。ヘッドが走ることによって、余計な力を使わなくても、打球を飛ばせるようになります!
王貞治氏や落合博満氏のような、力感のないスイングで遠くに飛ばせることを目標にしましょう。
スイングを始動するとき、バットとグリップに位置を逆転させる動作を行うと、ヘッドを最大限に、利用できるようになります!
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。