胸の種目というと、ベンチプレス・ダンベルプレス・ダンベルフライなどを行っている方が多いと思います。
しかし本日は「ダンベルプルオーバー」をおすすめさせてください!
軽い重さでウォーミングアップに取り入れるもよし!ベンチプレス後の補助種目として取り入れてもらうもよし!単に筋肉を大きくするという目的だけでなく、胸を張りやすくしたり肩の怪我予防など、メリットがいくつかあるんです!
今回はダンベルプルオーバーのメリットについて解説します。
ダンベルプルオーバーをすすめる3つの理由
ダンベルプルオーバーをおすすめする3つの理由はこちら!
1.関節の動きの偏りをなくすことで怪我予防に
2.胸郭の動きがよくなる
3.肩の伸展動作にかかわる筋肉を同時に鍛えることができ、且つ柔軟性のアップを図れる
1.関節の動きの偏りをなくすことで怪我予防に
ベンチプレスにしてもダンベルフライにしても、肩より下の範囲で腕を動かす種目です。肩の下でばかりトレーニングをしていると、肩が上がりづらくなったり、肩の怪我に繋がる可能性があります。
肩の関節の動きの偏りをなくし、本来動ける様々な方向に動かすことはトレーニングにおいて非常に重要になります。
ダンベルプルオーバーはばんざいをするような形のトレーニングです。肩のラインより上に腕を上げる動作を普段取り入れていない方は是非取り入れてください!
2.胸郭の動きがよくなる
胸郭の動きを気にしたことありますか?
胸を張るという動作はこの胸郭の柔軟性が非常に重要になります。ベンチプレスや懸垂などで胸を張れていないと、腕ばかりが疲れる・・・ということになります。これではトレーニング効率も下がってしまいますよね。
ダンベルプルオーバーは動作の中で少し胸を反らせるような動きが入ってきますので、胸郭の柔軟性を上げてくれるトレーニングでもあるんです!
3.肩の伸展動作にかかわる筋肉を同時に鍛えることができ、且つ柔軟性のアップを図れる
ダンベルプルオーバーの主動筋は広背筋・大胸筋・上腕三頭筋長頭の3つです。これらは肩の伸展(腕を身体のラインより後ろに下げる動作)という同じ作用を持ちます。
肩の伸展動作にかかわる筋肉をまとめて効率よく鍛えることができ、さらにはストレッチもかかる動作になるため、筋肉の柔軟性のアップも期待できます!広背筋や大胸筋はかたまっていることが多い筋肉でもあるので、このあたりも嬉しいポイントです!
ダンベルプルオーバーの魅力に気づいてもらえましたか?胸郭の柔軟性は、昨今かなり多くの方が忘れつつある動きです。呼吸が浅くなったりひどくなると自律神経にも影響しやすいため、その点でもやっぱりオススメの種目!是非日々のトレーニングの中に組み込んでみてください!
詳しいやり方は動画後半で紹介されていますので、最後までご覧ください。