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ボディメイク 栄養学の観点からおすすめしない食品 お酒・ナッツ類・果糖ブドウ糖液糖|筋トレ 筋肥大 アルコール 清涼飲料水

ボディメイク 栄養学の観点からおすすめしない食品 お酒・ナッツ類・果糖ブドウ糖液糖|筋トレ 筋肥大 アルコール 清涼飲料水

ボディメイクをしている方は、摂取カロリーやPFCバランスなどを考えるなど、日々の食事にかなり気をつかっていると思います。しかし、食事や栄養についての情報は非常に多く、内容も様々なため、実際何が良いのか、なかなか判断に迷いますよね。

今回は、ボディメイクをするのであれば、これは避けた方が良いという食品について、末尾の動画をもとに紹介します。

お酒

お酒は筋肥大やダイエット、脂肪燃焼にとって正直いい事がありません。

筋肥大においてのお酒のデメリットは主に以下です。

  • ・筋肥大を促進するmTORの活動低下
  • ・肝臓の機能低下
  • ・補酵素の過剰消費

アルコールの分解は肝臓で行われます。肝臓は本来非常に多くの働きをもっていて、基礎代謝量が最も高い内臓ですが、お酒を飲むことで、アルコールの分解にエネルギーをたくさん割くことになってしまうと、その他の機能に影響をきたす可能性があります。

また、アルコールの分解過程で亜鉛を材料とする脱水素酵素を必要とします。亜鉛は色んな代謝を進めていくうえで必要となる補酵素なので、アルコール分解で亜鉛を消費してしまうことで、他の代謝で必要となった時に亜鉛が不足してしまうというリスクも起こってしまいます。

ナッツ類

これは減量中の間食などにおすすめされることもあるので、少し意外に思う方もいるかもしれません。

ナッツ類は良質な脂質が含まれていると言われていますが、オメガ3の割合は高くはありません。例えばアーモンドだと、120gのうち脂質が64gを占め、その64g中にオメガ3はわずか0.01g。

確かに飽和脂肪酸よりも体にいいとされる不飽和脂肪酸が多く、8〜9割は不飽和脂肪酸が含まれています。しかし、不飽和脂肪酸の中でも、オメガ6系は日常生活で十分摂取できるため、積極的に摂取したいのはオメガ3系。しかしナッツ類にはオメガ3が多いわけではありません。

ローファットをしている方や過度の脂質を抑制している方には特に、脂質が多いナッツ類をわざわざ摂取することはあまりおすすめしません。他にボディメイクに適したもっと良い選択肢があると思います。

果糖ブドウ糖液糖

あまり耳慣れない言葉ですが、市販されている甘い飲み物や市販されているお菓子にも多く含まれています。

以下の3つのメリットがあるため、市場では非常に流通している食品添加物です。

  1. 低温化でも甘味を感じる
  2. 存料として使用できる
  3. 低コスト

しかし、以下のようなデメリットもあります。

  1. たんぱく質を劣化させる
  2. 中性脂肪の合成を促進
  3. 筋グリコーゲンとして貯蔵しにくい

そのため、果糖ブドウ糖液糖で甘味を摂るのではなく、デンプンや純粋なブドウ糖を摂る方が賢明でしょう。コンビニやスーパーで加工品を購入する際は一度裏面を確認してみてください。

動画では他にも避けたい食品が紹介されています。興味ある方は動画をご覧ください。

参照元:栄養学を6年以上極めた結果「食べるのを辞めたもの」5選

ABOUT THE AUTHOR

パーソナルトレーナー井上美紀
筑波大学 体育専門学群卒業後、約12年間のサラリーマン生活を経てパーソナルトレーナーに転身。一人ひとりその日の調子を見て「トレーニング」「ストレッチ」「整体」を組み合わせた施術で、その人が持っている力を最大限に引き出すサポートをしている。年代は未就学児から70代までと幅広く対応。肩凝り・腰痛・不定愁訴などの対応をメインとしながら、頚髄損傷を含む身体障がい者へのトレーニング・ケア、パラアスリートのサポートも行っている。
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