夏の経絡ヨガでこの季節のお悩みを改善していきましょう。足ツボやマッサージなどでも話題にあがったりと、日本人にはどちらかというと馴染みがある経絡。
ですが「経絡ヨガ」という言葉を初めて耳にする方も多いかも知れません。「経絡ヨガ」とは東洋医学の一つの概念である経絡の考え方をヨガに取り入れたものです。
今回は夏に注意したい経絡「心臓」「小腸」にアプローチをした経絡ヨガをお届けします。
夏の経絡ヨガ
①ふくらはぎをほぐす
1、四つ這いになる
2、片方の脛を反対のふくらはぎの上にのせ、お尻を足の方におろしていく
3、のせている足の位置をずらしながらお尻をおろす
4、アキレス腱の方までずらす
※もっとほぐしたい方は足の裏で踏む
②背骨をほぐす
1、あぐらの姿勢で座る
2、指を絡めて親指が下になるように首の後ろに当てる
3、首を持ちながら背骨を伸ばす
4、親指で首の付け根に軽く押しながら首を小さく回す(頭頂部で円を描くように回す)
5、両手を肩におろし大きく首を回す(吸って後ろ、吐いて前)
※後ろ側には倒しすぎないように
6、両方回し、頭が下にきたら手をおろしてゆっくりと顔を起こし正面をむく
③小腸にアプローチ
1、両膝をたて足の幅を肩幅より広くなるように広げる
2、両手は体の横に置く
3、両足を左右に数回パタパタと倒す
4、右に倒したらそのまま横座りになる(左側のお尻もしっかりと床につける)
5、右手を持ち上げ、左に倒し腰から体の横のラインを心地よく伸ばす。
6、体を起こし手をおろす
7、左手を持ち上げ、右に倒す
8、余裕があれば、左の足を横に伸ばし、目線は天井をみて、左側の体のラインを伸ばす
9、伸ばしている左足を1歩2歩後ろ側にひき足の付け根の伸びも感じる(足の付け根をマット側にグッと押し出す)
10、体を戻し、反対も同様に行う
ポイントと注意点
呼吸が止まらないように丁寧に繰り返しましょう。③は股関節の動きの左右差を感じるかもしれません。無理のない範囲、自分の心地よい場所を探してみてください。