腸腰筋は下腹部に存在する筋肉で、発達すると動物的で力強い印象を与えてくれます。あなたの身体を特別にするためのトレーニングを紹介します。腰痛や普段の姿勢だけでなく、デスクワークで起きがちな股関節の詰まり感にも効果抜群です。
腸腰筋を鍛えるメリット
腸腰筋を鍛えることで腰痛が改善します。長時間座っているとすぐに腸腰筋は固まってしまいます。腸腰筋が固まると付着している脊柱を前側に引っ張るので腰痛を発生させます。また、デスクワークをしている方は股関節の詰まりを感じる方が多いと思います。解したり鍛えることでこれらの問題を解消してくれます。
次に足取りと姿勢が改善します。腸腰筋は歩く際によく使用される筋肉なので鍛えることで歩幅が広くなり、歩くスピードが上がったりつまづきにくくなります。
最後に見た目が改善されます。適度に発達した腸腰筋が見えるとセクシーに見えます。
腸腰筋の解剖学
腸腰筋は3つの筋肉の総称です。腸骨筋は骨盤の内側のくぼみ、腸骨窩から大腿骨の小転子に位置し、骨盤と太ももを内側で繋いでいます。大腰筋は、胸椎下部から腸骨筋と同じく大腿骨の小転子に位置し、脊柱と太ももを繋いでいます。
小腰筋も、胸椎下部から骨盤の内側、恥骨隆起という部分に付着し、脊柱と骨盤を繋いでいます。腸骨筋と大腰筋は、脊柱や骨盤を股関節を跨いで太ももと繋ぎ、小腰筋は脊柱と骨盤を繋いでいます。作用は、股関節の屈曲、大腰筋・腸骨筋の作用は股関節の外旋。腸腰筋はドアの蝶番の働きをしています。
腸腰筋を鍛えるエクササイズ・ストレッチ
フランケンシュタイン→トレーニングのウォーミングアップにおすすめです。手足を交互に大きく前に上げて歩きます。膝と背筋は真っ直ぐにしましょう。20~30歩歩きましょう。
次に、腸腰筋の固まり具合をチェックします。仰向けに寝て片足の膝を抱えて胸につくまで引き上げます。もう片方の脚は真っ直ぐ伸ばしましょう。膝が曲がると固まっているサインです。
固まっている場合はランジストレッチをしましょう。壁やベンチに片足をつけて体重を前にかけることで腸腰筋をストレッチします。伸ばす足は壁やベンチの近くに置き、前足は概ね90°にし、体重を前にかけましょう。腸腰筋は緩みすぎても良くないので長時間はやらないように注意してください。
腸腰筋が凄い発達している人を初めて見た時に、セクシーでかっこよく羨ましく思い、沢山鍛えた経験があります。陸上や水泳の経験者は腸腰筋が発達しているイメージがあります。
見た目だけでなく、機能性も重要な筋肉なのでセクシーに見せたい方は鍛えてみてください。