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パ・リーグ優勝争いのキーマン 北海道日本ハムファイターズ・北山亘基投手の独特な練習方法|2025 NPB 投げ方 活躍 ピッチングフォーム

パ・リーグ優勝争いのキーマン 北海道日本ハムファイターズ・北山亘基投手の独特な練習方法|2025 NPB 投げ方 活躍 ピッチングフォーム

2025年シーズンのパ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスと北海道日本ハムファイターズが競っており、どうなるのか目が離せません。その中で注目を集めているのが、日本ハムの先発右腕、北山亘基投手です。最速156キロのストレートを軸に、多彩な変化球を武器にチームの勝利を支える大きな要因となっています。

北山亘基投手のプロフィール

北山投手は1999年4月10日生まれの26歳。182cm、86kgの恵まれた体格を持つ右投右打の本格派です。京都成章高校、京都産業大学を経て、2021年ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズに入団。背番号は57。昨シーズンは14試合に登板し、5勝1敗1ホールド、防御率2.31と安定した成績を残しています。

プロ入りからの歩み

北山投手が注目を浴びたのは、ルーキーイヤーの開幕戦。新庄剛志監督の大胆な抜擢で開幕投手に選ばれ、大きな話題を呼びました。その後は中継ぎや抑えを経験し、2023年5月からは先発に本格転向。さらに2024年のプレミア12では中継ぎとして代表入りし、国際舞台でも存在感を示しました。多彩な経験を積んだことが現在の投球スタイルにつながっています。

武器は直球と多彩な変化球

北山投手の最大の武器は、最速156キロのノビのあるストレートです。加えてナックルカーブ、スライダー、チェンジアップを巧みに使い分け、打者を翻弄します。特に直球で押し込みながら変化球を効果的に織り交ぜる投球術は、先発ローテーションの柱として信頼を集めています。

練習への工夫と探究心

北山投手は「考えながら練習する」タイプの選手です。冬のキャンプではフォーム修正や感覚の確認を目的に、様々なトレーニング方法を取り入れていました。特徴的なのは、ジャベリックスローで用いられる「ターボジャブ」のようなギアを使った練習。投げたい方向性を確認し、体が開いたり手投げにならないように体の使い方をチェックする取り組みを続けています。こうした試行錯誤が安定感を高める土台となっています。

2025年シーズン、北山投手はすでに二桁勝利に手が届く位置にいます。チームが優勝争いを続ける上で、彼の安定感あるピッチングは欠かせません。新庄監督のもとで成長を続けてきた右腕が、どこまで勝ち星を積み重ねられるのか注目が集まります!

北山投手の練習方法はこちらをチェックしてみてください。

参照元:【ファイターズ】北山亘基の自己流練習法とは?

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後藤諒子
野球歴16年、ソフトボール歴6年。
経歴▼
全日本大学女子野球選手権大会:準優勝
全国高等学校女子ソフトボール選抜大会:出場
国民体育大会ソフトボール群馬県代表
野球の現役時代は1番ショート、ソフトボールでは1番セカンドを担っていました。好きな野球選手は、アライバの井端弘和選手です!指導者として子どもたちに野球の魅力を伝えるため、未就学児や小学生向けの野球教室に携わらせていただいていました。中学・高校の保健体育の教員免許も取得。現在は1児の母として女子野球や草野球に参加している。
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