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インターバル走で限界値を上げる!

インターバル走で限界値を上げる!

2007年に初めて開催された東京マラソンの影響で2012年までランニング・ジョギング人口は増加!その後4〜5年は減少しましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でまたもや増加しています!街中でも実に幅広い年齢層の人たちがランニングしているのを見かけますね。

趣味が高じて、フルマラソンに挑戦したり、さらには自己記録の更新に重きを置いて、日々のトレーニングがどんどんエスカレートしている人もいるのではないでしょうか?

今回はランニングのトレーニング方法の1つ、インターバル走についてご紹介します!

心肺機能&スピード強化が図れる

インターバル走は、速いランニングと遅いランニングを交互に繰り返すトレーニング方法のこと。

長距離走が速くなる要因の中で「LT値」や「OBLA」という言葉を聞いたことはありますか?

身体の中でエネルギーを作り出す方法の1つである「解糖系」は、エネルギーを作り出す時に一緒に「乳酸」を作りますが、この乳酸もまたエネルギー源として使われていくので、本来は乳酸は貯まらない。しかし、運動の強度が上がっていくと、乳酸をエネルギー源として使うこと以上に乳酸がどんどん作られ、血液中の乳酸が増え始めます。

この、乳酸が増え始めるポイントを「LT値」と言います。LT値を超えると体感は「ややきつい」くらいの状態です。さらに乳酸が増えて、4mmol /lの強度を「OBLA」と言い、ここまでくると「かなりきつい」という状態。

この2つの強度が高ければ高いほど、タイムは縮んでいきます。

1000mのインターバルトレーニングでは、このLT値やOBLAの向上が期待でき、さらにはスピードの強化も図れます!

失速すると効果は落ちる

インターバル走は、追い込むトレーニングなので、もちろんキツイです。
5本行うとして、1〜2本目は非常に調子よく走れるけど、4〜5本目は設定タイムを大幅に越えてしまう・・・これはNGです!

体感的なキツさを追い求める練習であればそれでも良いかもしれませんが、インターバル走では、設定タイムを越えると効果は半減します。

1〜2本目はもっと速く走れると思っても、設定タイムを守って走り、5本目まで設定タイム通りに走れるようにしていきましょう!

ウォーミングアップをしっかりしてケガ予防を!

インターバル走は、もう1回言いますが、追い込むトレーニングなので、キツイです。つまり、運動強度が高いです。

しかも、スピードが出ますので、いつもゆっくりしか走らないという人は要注意!筋肉や関節がいつも以上に速く動こうとするとケガをするリスクが増えます。

必ずウォーミングアップをして身体を温めてから行うようにしましょう。また、終わった後のクールダウンもお忘れなく!

トレーニングのレパートリーを増やして、身体に色んな刺激をいれていきましょう。

それでは動画をご覧ください。

【意外と知らない】インターバル走で正しくスピードを向上させる方法

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