バラエティ番組でもよく見かけるようになった横川尚隆さん。白い歯が印象的な横川さんは、テレビ番組内では少しおバカキャラでイジられているイメージがありますが、実はこの方スゴイ方なんです。
2019年にボディビル全日本チャンピオンを獲っており、それまでも数々の賞を受賞しているボディビル界では有名人!チャーミングな顔をしているけどトレーニングの内容を見ると印象が変わると思います。
今回はトレーニング種目やポイントなどを確認してもらうことはさることながら、横川さんのトレーニングに対する姿勢にも注目です!
ワンハンドダンベルカール
ワンハンドダンベルカールはジムなどでも見かけたことがある人が多いかと思います。上腕二頭筋の代表的なトレーニングですね。トレーニング方法はとてもシンプルで、片手にダンベルを持ち、肘の曲げ伸ばしを行います。
ここでのポイントは3つ!
・手を外側に向ける
・下ろした時は腕を曲げた状態
・身体をダンベル側に傾ける
上腕二頭筋は肘を曲げるという作用だけでなく、肘から先を外側に向けるという作用もあります。そのため、ポイントの1つ目「手を外側に向ける」は上腕二頭筋を出来る限り縮めるために必要なポイントとなります!
トレーニングで力が抜けるタイミングを作らず、ずっと狙った筋肉に負荷がかかっている状態にするために、ポイントの2つ目「下ろした時は腕を曲げた状態」があります。実際にやってみると、このポイントを意識するかしないかで上腕二頭筋の疲労具合、つまり効き具合はすごく変わります!
身体をダンベル側に傾けるのは、動画の中でも話してますが、肩が上がらないようにするため。
それでは、横川さんの追い込み方にも注目しながら動画をご覧ください!
【横川尚隆1】2019年日本チャンピオンの腕(上腕二頭筋)を確実にデカくする方法&重量がヤバすぎた ~前編~
プリチャーカール
プリチャーカールもよく見る上腕二頭筋のトレーニングの1つです。トレーニング方法は先ほどのダンベルカールと似ていますが、プリチャーカール専用のプリチャーカールベンチに腕を固定して行うところが異なる点。これは、ダンベルカールなどの腕が固定されていない種目に比べ、身体の反動が使えないことがメリットです。
ここでのポイントは、
・プリチャーカールベンチを脇まで入れて肘はパットに当てない
・1回1回伸ばしきる
・上腕二頭筋の肘付近を狙って行う
・ボトムポジション(腕を伸ばしたポジション)でも負荷を抜かない
・挙げるのも下げるのも同じテンポ
・限界がきてからプラス5回
「上腕二頭筋の肘付近を狙って行う」このようなポイントはさすがですよね。1つの筋肉のどこを狙って行うかという細かい意識はとても大切です!ただ、上腕二頭筋の肘付近という意識のしかたはあまり聞いたことがない。。。やはりチャンピオンになるにはこういった細かく丁寧な意識と、「限界がきてからプラス5回」を自らに課すことができる追い込み力が必要なんですね。
チャーミングな顔からは想像しがたい激しいトレーニング内容。是非動画でご覧ください!