夏の風物詩の1つである甲子園。2023年夏の甲子園が開幕しましたね。今回の甲子園予選では、各地方で強豪が敗退するなどの波乱が起き、今年も夏の甲子園に注目が集まります。

今年の甲子園で注目されている好打者はこちら▼

花巻東高校 佐々木麟太郎選手(右投/左打)

広陵高校 真鍋慧選手(右投/左打)

九州国際大付 佐倉俠史朗選手(右投/左打)

沖縄尚学 仲田侑仁選手(右投/右打)

八戸学院光星 中澤恒貴選手(右投/右打)

その他にも注目されている選手は多く、甲子園での活躍が期待されます。

本記事では、好打者の一人である広陵のボンズこと真鍋慧選手のバッティングについてご紹介します。真鍋選手は、189cm95kgと恵まれた体格を活かした力強いバッティングが魅力的で、高校通算58本塁打を放っており、プロ野球チームも注目する選手の一人です。また、昨春と今春の選抜大会に出場し、通算4割7分6厘の好打率を残し、18歳以下の日本代表候補と言われています。

真鍋選手のバッティング練習では、木製バットを使用しており、持ち味である飛距離を伸ばすことに繋げています。真鍋選手が取り入れる木製バットを使った練習には、どのような効果があるのか見ていきましょう。はじめに、真鍋選手の打撃練習風景をご覧ください(動画0:44-1:45)。

【高校通算49本塁打】世代屈指の超高校級スラッガー！広陵のボンズ・真鍋慧のバッティング練習が凄い

木製バットで打撃練習をする効果・メリット

木製バットは、芯で捉えないと打球は飛ばず、バットの根元や先で打つと折れる可能性が上がります。また、木製バットは芯で捉えた打球とそうでない打球では、音が異なり耳で確認することができます。そのため、木製バットで練習をすることで、バットの芯で捉えるという技術向上が期待できるでしょう。

バットの芯で捉える練習をしたい選手や重いバットを使って力をつけたい選手には、木製バットを取り入れることがおすすめです。一方で、バッティングフォームが固まっていない選手は、フォームを崩してしまう恐れもあるので注意しましょう。

真鍋選手は横浜DeNAベイスターズの佐野恵太選手や東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手をモデルにしたスイングを目指しており、体の近くをバットが通るようなスイングを目標にしているそうです。

目標とする選手を設定し、真似をすることから始めることも上達の一歩です。真鍋選手もYouTubeでヒントを得ることがあるそうなので、情報収集をして自分に合ったバッティングスタイルを実現しましょう！