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ダルビッシュ有 日米通算200勝へ 剛速球を投げ続けるための股関節の使い方|メジャーリーグ MLBサンディエゴ・パドレス 投手 変化球

ダルビッシュ有 日米通算200勝へ 剛速球を投げ続けるための股関節の使い方|メジャーリーグ MLBサンディエゴ・パドレス 投手 変化球

MLBサンディエゴ・パドレスに所属し、ローテーションの一角を担い活躍するダルビッシュ有投手。2023年のWBCでも侍ジャパンの一員として世界一に貢献し、日米通算200勝へ向けて勝ち星を重ねています。

多彩な変化球を持ち、本人も「変化球が好き」と公言しているため、変化球に焦点が当たりがちではありますが、36歳となった今シーズンも150キロを超える剛速球を投げ続けています。

8月14日には、メジャーリーグ日本人通算奪三振の記録で、野茂英雄投手を超える1919奪三振をマークしたダルビッシュ有投手。多彩な変化球と速球のコンビネーションで多くの打者から三振を奪ってきました。

年齢を重ねてもスピードボールを投げ続ける秘訣は、股関節の使い方にありました。詳しく解説していきます。

投球動作の前から股関節に力が溜まっている

投手としてのセットポジションは、ただ足を止めるだけのものではありません。ダルビッシュ選手の場合、グラブを胸の前に構える段階から、下半身、特に股関節に力を溜め込むような姿勢をとっているのが特徴です。そして、その溜めた力を一気に解放するため、足を高く大きく上げる動作が続きます。これにより、強力な反動を生み出しています。

左手で壁を作り溜めた力を逃さない

股関節の力を最大限に発揮するためのもう一つのポイントは、左手の動きにあります。ダルビッシュは、投げる瞬間まで左手にしっかりとグラブを持っていることで、まるで壁を作り出しています。そして、この”壁”が溜めた力をボールへと逃がさず、一気にリリースする瞬間に解放されます。この一連の動作が、彼の持つ速球の秘密となっています。

ダルビッシュ有選手の力強いストレートを生み出している要因は、一つではありません。しかし、中でも股関節の使い方は上半身と下半身の連動に大きく関わるため、特に重要です。

速球を維持し続けるための彼の技術や姿勢は、多くの若手投手たちにとって参考となるでしょう。日米通算200勝という大きなマイルストーンに向けて、彼のこれからの活躍に期待が高まっています。

【憲伸モノマネ:メジャー編】日本のエース・ダルビッシュ有の進化し続ける投球メカニズムとは?

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