マラソンでサブ3やサブ4を目指している方は、どこかで「スピード」の課題にぶつかると思います。流しを行ったり、距離走やインターバルを行うことで自然とスピードはついていくものですが、それ以外に筋トレやストレッチ、ランニングドリルを行うことも大切!
股関節の可動域が広がることによって、一歩一歩ストライドがほんの少しでも伸びれば、42.195km積み重ねることで大きな差になってきます。プロランナーは普段の練習の中で動き作りにもしっかり時間を割いて取り組んでいるんです。
今回はそんな動き作りの一部を紹介します!
もも上げ
もも上げをすることで股関節の可動域を広げていきます。
この時意識したいのは、体が前傾したり後傾したりしないよう、常にまっすぐに保つこと。そして、膝の位置が腰より高くなるように行います。
きれいなもも上げをするって意外と難しいです。普段ストレッチを行わない方は動きがぎこちなくなりやすいです。美しいもも上げができるようにがんばってみてください!
もも上げ2ステップ
これはキックの入れ替えを滑らかにする目的です。
左右の足の入れ替えを素早く行うことを意識しましょう。何度か繰り返して疲れてくると、足の入れ替えのスピードが微妙に落ちてきますが、最後まで同じ素早さで行えるようにしていきたいところです。この時、上半身が力まないようにしましょう。
股関節回し(外側から)
これも股関節の可動域アップが目的です。スキップをしながら、片側の足を膝を曲げた状態で外から回してくる動きを左右交互にリズミカルに行います。
足自体を大きく回すというイメージではなく、足の付け根、股関節の部分をできるだけ大きく動かすということを意識しましょう。ハードルを飛び越えるようなイメージで、膝を高く上げてから前へもってくるようにしましょう。
股関節回し(内側から)
これが難しい!先ほどの外側から回したのを次は反対に内側から外側へ回します。ただ、普段の生活の中で、内側から外側へ股関節を動かすことはほとんどありません。そのため動かし方が分からなかったり、かたまってしまっていたりと、動きが出づらいため、しっかりこのエクササイズで動きを出していきましょう。
こういった動き作りを、走る練習の前に準備運動として是非取り入れてみてください。継続していくことで、股関節の可動域も上がっていきますし、左右差の改善にも繋がります。股関節周りの動きを改善してスピードアップに繋げましょう!
動画では他にも様々な動き作りを紹介しています。是非最後までご覧ください。