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水泳 平泳ぎ 今井月選手が普段意識しているポイントとは? ビジュアル重視!かっこいい泳ぎ方が速い!|競泳 コツ キック プル テクニック パワー

水泳 平泳ぎ 今井月選手が普段意識しているポイントとは? ビジュアル重視!かっこいい泳ぎ方が速い!|競泳 コツ キック プル テクニック パワー

2013年日本選手権 競泳200m平泳ぎ、若干12歳の女の子がオリンピック出場経験がある選手と互角に競い、見事3位に入賞しました。これで注目を集めたのが今井月選手。

2016年にはリオオリンピックに出場。2021年の東京オリンピックは惜しくも代表入りを逃しましたが、2023年の日本選手権では200m平泳ぎで優勝を飾り、福岡で開催された世界水泳にも出場しています。

若い頃から日本を背負う今井月選手はどういった意識で泳いでいるのでしょうか?今井選手へのインタビュー動画をもとに、今井選手が意識しているポイントについて紹介します。

平泳ぎはパワーよりテクニック 水の抵抗を受けない姿勢がポイント!

平泳ぎは他の種目に比べ水の抵抗を強く受ける種目です。そのため、パワーではなくテクニックが大切!いかに水の抵抗を最小限におさえられるか、そのために伸びている時間にどれだけきれいな姿勢を保てるかでスピードへの乗り方が全然違うと今井選手は話しています。

姿勢をきれいに保つためにはやはり体幹が重要!実際に泳ぐ練習に入る前に体幹トレーニングで刺激を入れてから泳ぐ練習を行うのだそう。ちなみに、平泳ぎは他の泳ぎ方よりも股関節周りを大きく動かすため、股関節周りにも刺激を入れてから水中での練習に臨むそうです。

キックで水をしっかり捉えるために意識していることは膝の角度と股関節の安定

キックは最もブレーキがかかりやすいところなので、キックでどれだけブレーキをかけずに水を捉えられるかが大切!

今井選手は水をしっかり捉えるために、足を引き付ける際、膝の角度を少し内側に絞るようなイメージで行っています。また、股関節をしっかり安定させ、できるだけ動かさずにそこを支点にして足を回すことを普段行っているドリルから強く意識しているそうです。

腰の位置が不安定だと、泳ぎを一定に保つことができないため、ボディポジションを高い位置でキープするために、ここでも体幹の強さが必要だと話しています。

プルはコンパクトに!

今井選手は基本的には足で前に進むことを意識しており、プルで前に進もうとはあまり思っていないとのこと。プルはできるだけキックの邪魔にならないようにと考えて動かしているそうです。

インタビューの中で「平泳ぎはビジュアルだ」という話をしています。結局はかっこいい泳ぎ方が速い。見た目も大切ということ。

今井選手は、前から見た時に小さい子が泳いでいるように見えるくらいコンパクトに手を動かし、横から見たら大きい選手が泳いでいるように見えるくらいしっかり前後に伸びているという見た目をイメージしているそうです。

かっこいい泳ぎ方が速いというのは平泳ぎに限ったことではなく、どの泳法にも通ずるところがありそうですね。細かく泳ぎを分析するのも大切ですが、パッと見てかっこいいか否かという視点を持つこと、格好つけて泳ぐこともスイマーには必要なのかもしれません。

動画では他にも呼吸や手と足を動かすタイミングについてなど、平泳ぎの色んな局面に分けて意識しているポイントを話しています。日本トップ選手がどういった意識を持っているかは非常に参考になるのではないでしょうか?興味がある方は是非最後まで動画をご覧ください。

参考元:【神回】今井月選手に平泳ぎのコツについて聞いてみた!【水泳】

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