プロの世界で活躍した井端弘和氏は、ゴロを捕球してからワンステップで投げることが、内野手にとって、重要だと述べています。
しかし、ゴロを捕球してから、ワンステップで投げることは簡単ではありません。ゴロを捕球するまでの過程を間違えると、ワンステップで一塁に送球することはできなくなってしまいます。
今回は、井端弘和氏が提唱するワンステップ論の練習方法について紹介したいと思います!
捕球時の姿勢
(動画0:53)
ゴロを捕球するとき、軸足のつま先は、体の外側に向けるようにしましょう。体が投げたい方向に傾くと、ワンステップで投げることが難しくなってしまいます。
軸足のつま先を外側に向けることで、体が送球する方向に流れることを、防止することができます!
股割りのような姿勢を意識すると、両足のつま先を外側に向けやすくなるため、おすすめです。
軸足で我慢する
(動画7:25)
ゴロを捕球するとき、体が流れないように、軸足で耐えましょう。ショートやサードは、1塁までの距離が遠いと、焦って体が1塁方向へ流れてしまいます。
体が流れないように、軸足で流れないように我慢しましょう。
練習後に、軸足のお尻が痛くなると、体を上手く使えている証拠です。下半身の中でも、お尻やハムストリングを念入りに鍛えることがおすすめです!
ワンステップの重要性
ゴロを捕球してから、ワンステップで投げることができず、ツーステップ以上のステップを踏んでしまうと、それだけでバッターランナーは、10m以上進んでしまいます。
ツーステップ以上のステップを踏んでしまい、想像以上にランナーが進んでいるのが、目に入ると焦ってしまい、暴投にも繋がってしまうでしょう…。
ピッチャーが打ち取った打球を、確実にアウトにするためにも、ワンステップで送球することは重要なのです!
難易度が高い技術ですが、習得できれば、格段に守備のレベルは上がるでしょう。細かいポイントも注意しながら、練習に取り組みましょう!
詳しい練習内容は以下の動画からご覧ください。