
ソフトバンクホークスの庄子雄大選手が、クライマックスシリーズで「CS史上初!3試合で活躍した9番打者MVP」を獲得しました。打率.455、打点2という数字の裏には、本多雄一コーチと継続的に磨き上げた、守備の追求もありました。
本記事では庄司選手がオフシーズンに実施していた守備の基礎練習についてご紹介します!
CS史上初!9番打者MVP「11打数・安打5本」の裏にあるもの
2026年のクライマックスシリーズ・ファイナルステージ、ソフトバンクホークスの庄子雄大選手は、3試合を通じて、打率.455(11打数・安打5本)、打点2という注目の成績を残しました。その活躍が評価され「CS史上初の9番打者MVP」を獲得することとなりました。
下位打線を打つ選手がクライマックスのキーマンとなることは多くありません。しかし庄子選手の活躍には、守備の追求から生まれた自信と日々の積み重ねがありました。
守備の基本は「捕ってから投げる」までのスピード
庄子選手は2025年のオフシーズン、本多雄一コーチのもとで守備力向上に取り組みました。もともと守備に定評のある選手ですが、本多コーチが指摘したのは捕球後の「握り替えの位置」です。
庄子選手はグラブからボールを取り出す位置が低く、送球までに余分な動作が生まれていました。そこで意識したのが、捕球したグラブを素早く胸の高さまで持ってきて握り替えることです。握り替えの位置を一定にすると、送球動作への移行がスムーズになります。特に内野手は一瞬の遅れがセーフにつながるため、捕球の正確性だけでなく、次の動作まで考えた練習が重要です。
逆シングルと足の使い方を徹底的に修正
逆シングルの捕球では、目線とグラブの動きを連動させることがポイントです。
本多コーチは、打球を目で追う動きに合わせて、グラブも前方から手前へ引き寄せるように指導しました。目線とグラブの動きが一致することで、ボールとの距離感をつかみやすくなります。さらに、捕球時の右足の使い方にも注目しました。
- ・右足のかかとを力強く着地させる
- ・右足を適切に開き、左足も自然に開ける姿勢を作る
- ・捕球後は前方へしっかりステップする
- ・上半身が横へ流れないようにする
右足の着地が弱く両足の幅が狭くなると、体が流れた状態に。足元を安定させることで、捕球から送球までの動作をより正確に行えるようになります。
一軍で求められるのはトップスピードでの捕球技術
プロの一軍では、打球への反応から送球までのスピードが求められます。そのため、丁寧に捕球することだけを意識していては、アウトにできない場面もあります。
庄子選手が取り組んだのは、トップスピードで打球を追いながら、捕球直前に自然と低い姿勢へ移行する練習です。走っている状態から急に腰を落とすと、重心が乱れて捕球ミスにつながりやすくなります。そこで重要なのが、打球へ向かう途中から徐々に姿勢を低くし、スピードを落としすぎずに捕球することです。
基礎練習を実施する場合は、次のような順番で練習するとよいでしょう。
- ゆっくりした動きで正しい捕球姿勢を覚える
- 捕球後の握り替えと送球を連続して行う
- 徐々に移動スピードを上げて捕球する
大切なのは、速く動くことだけではなく、スピードが上がっても基本動作を崩さないことです。プロ2年目でCS・MVPを獲得した庄子選手も、こうした細かな守備動作の改善を積み重ねています。日本シリーズでの活躍はもちろん、今後さらに成長していく庄子選手の守備にも注目です!
実際に庄司選手が取り入れている練習方法はこちらからチェックしてみてください。





