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陸上 短距離 中高生向け 桐生選手が教えるスプリントのための自宅でできるトレーニング|100m 200m スプリンター 中学生 高校生

陸上 短距離 中高生向け 桐生選手が教えるスプリントのための自宅でできるトレーニング|100m 200m スプリンター 中学生 高校生

陸上競技の100m走で日本人として初めて10秒の壁を破った桐生祥秀選手。桐生選手は中学生から陸上競技をはじめ、中学3年生ではやくも全国大会に出場。その実力は洛南高校にあがってからも発揮され1年生から華々しい成績を収めています。

今回は桐生選手が洛南高校時代からずっと行っているトレーニングを紹介します。

ちなみに、トレーニングには「特異性の原理」という、トレーニングの内容に応じて効果が異なるという原理があります。例えば、ゆっくりなスピードで行うトレーニングばかりしていても速く動くようにはなりませんし、押すトレーニングばかりしていても引く力は強くなりません。

つまり、何か競技に繋げるためのトレーニングをしたいのであれば、ある程度その競技の動き、スピードに合わせる必要があります。

今回紹介するトレーニング方法は走ることに繋がるトレーニングです。是非試してみてください!

大臀筋の上の方を狙った軸足トレーニング

<やり方>

1.左足で片足立ちになり、右腕はバンザイをする。横から見た時に体が一直線になるようにバランスをとりながら立つ。

2.右膝をできるだけ高く上げる。

3.できるだけ高く上げた位置から1cmくらいを目安に右膝を上下させる。

4.反対側も同じように行う。

<ポイント>

・右膝の高さが低いと目的と異なるトレーニングになるので、手で膝をこれ以上持ち上げられない最高点まで引き上げてから行いましょう。

・右膝の上げ下げの幅が大きくなるのはNG!周りから見てほとんど動いていないくらいでOK!

・足を上げると腰が反りやすくなりますが、反らずに体は一直線をキープ!

狙っているのは、軸足側(左側)のお尻、しかもお尻の中でも上の方の筋肉です!簡単そうに見えますが、実際にやってみてください。意外にきついトレーニングですね。

これを左右30〜50回 × 2〜3セット行ってみましょう!

お尻・ハムストリングスを鍛えるバランストレーニング

<やり方>

1.右足を軸足にし、左足を後ろに上げ、左手を頭の上に伸ばし、左足から左手までを一直線にしたまま床と平行になるまで体を前に倒す。横から見た時に「T」の字のような形になる。右膝は軽く曲げておく。

2.この体勢を崩さないよう右膝を少しだけ上下させ、体をゆする。

3.反対側も同じように行う

<ポイント>

・骨盤が開きやすいですが、骨盤は開かず、骨盤も床と平行にします!

これは右のハムストリングスと、左足を上げた状態を保つことで左の大臀筋にも刺激が入ります。

いかがでしょうか?桐生選手は簡単そうに行っていますが難しいトレーニングです。地味ですが、こういったトレーニングを継続して丁寧に行うと体にも変化が出てきます!周りと差をつけるために日々のトレーニングの中に取り入れてみてください!

動画では他にもトレーニングを紹介しています。スプリンターにとって非常に有益なトレーニングです。是非参考にしてください!

【緊急版】室内で出来るトレーニング紹介!#教えて桐生選手

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