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ポイントは「弾む」 アゴが上がらない走り方の練習方法

ポイントは「弾む」 アゴが上がらない走り方の練習方法

子どもだけに限らず大人にも多いのが、走っている時にアゴが上がる人。アゴが上がることで、50mだと0.5〜1秒くらいはタイムロスを起こしています。

アゴが上がっているのは分かっているけど、意識だけでは頑張ってもアゴを下げられない。。。そんな経験をお持ちの方、若しくはそんな走り方をしている人が身近にいる方はこの動画をチェックしてください!

アゴが上がる理由

そもそも何故アゴが上がるのでしょうか?

それはスピードに乗って来た時に起こります。スピードに乗ってくると、足が後ろに残りやすくなる人がいます。スピードに乗っているので身体は前に移動するため、足が後ろに残ったままだと、前にこけるような感覚に陥ります。身体はこけないように勝手にバランスをとるのですが、この時のバランスのとり方は身体の重心を後ろへ下げること。身体は前へ移動していっているため、重心を後ろに下げようと思うとアゴを上げて頭を起こすことが一番都合がいいんです。こうやってアゴが上がるフォームが出来上がります。

アゴを下げようと思っても下げられないのは、アゴが原因なのではなく、足の運びに問題があるから。つまり正しい走り方をすれば自然とアゴは下がります。

改善ドリル

まずは両手バンザイの状態でドリルを行います。両手を高く上げ、しっかり頭の上でキープできればアゴは上がりません。

この体勢のまま、

1.両足で弾む

2.片足で3回弾む

3.ミニハードルを弾みながら通過する

この順で練習していきましょう。

どの練習でも、接地した足から手の先までが、横から見た時に一直線になるように意識しましょう!ミニハードルを通過する際も1歩1歩全て一直線の姿勢になります。そうすることで1歩1歩が弾みます。

弾めているかどうか、これが非常に重要なポイント!1歩1歩弾めているかどうかでスピードは大きく変わります。そして、弾みがないということは、身体の後方へ足を蹴っているということになります。

弾める人は地面との接地時間が短く、すぐに足が前へ出てきますが、足を後方へ蹴って進んでいる人は地面との接地時間が長く、足が後ろに残ってしまいます。足が後ろに残ると何が起きるのかというと、そう、アゴが上がるんです。

垂直方向に力を入れ、その流れで走る

弾む感覚がなんとなくつかめたら、腕振りもつけた実際の走る動作でミニハードルを通過する練習をしていきます。

この時も前述したドリルと同様、弾むことを意識しましょう。1歩1歩弾みながら、ミニハードルがなくなってもその感覚のまま走り続けます。感覚がつかめたら徐々にスピードを上げて練習していきましょう。徐々にスピードをあげていくことで、トップスピードになっても足が流れず弾んだ走り方になっていきます。そして結果的にアゴが上がらない走り方が身につくというわけです!

この一連の流れを走る練習の前に1本でも2本でも意識づけのために取り入れてみてください!それでは動画をご覧ください!

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