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外野守備練習 捕ってから送球するまでの速さで捕殺

外野守備練習 捕ってから送球するまでの速さで捕殺

「レーザービーム」「強肩外野手」と言えば、皆さんはどの選手のイメージされますでしょうか。
MLBのシアトル・マリナーズで活躍したイチロー選手、元プロ野球選手の糸井選手、広島・鈴木誠也選手をイメージされるかと思います。筆者が野球少年だったころは、阪神・新庄選手、ヤクルト・飯田選手。好プレー集で観る、あの外野からのバックホームは今も鮮明に思い出すことができます。

そんな中「イチロー選手より上」と評価された選手がいました。

それは元巨人軍の高橋由伸監督です。

レーザービームというイメージは、正直あまり無い選手ですが、どこが凄いのか。外野手の練習の中で意識すべきポイントとともにご紹介いたします。
走者をバックホーム、バックサードでアウトにする為に必要なこと。それはただ肩が強い、遠くにボールが投げれるということだけではありません。

・強い送球
・正確なコントロール
・ボールへのチャージ
・捕球からスローイングまでの速さ

高橋由伸選手が特に評価されていたのは、4番目、捕球からスローイングまでのスピードの速さです。

動画引用元:由伸の必殺技 補殺

動画の中では、捕球後からスローイングまで、わずか0.97秒と紹介されています。現阪神の福留選手との比較をされていますが、この福留選手も守備に定評のある選手ですので、いかに高橋選手が「捕ってから速い」かがわかると思います。
プロ野球の世界では、0.1秒速く投げれれば、走者は1m手前でアウトにできるとあります。クロスプレーになることを考えれば、この1mは非常に大きな数字に感じますね。

ただ我武者羅に急いで投げれば、強いボールは投げれずコントロールも乱れます。
強く、正確に、そして素早くスローイングする為に、まずは、自分にとってベストな捕球体勢を見つけ、日々の練習で体に身に付けさせることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

キャッチボールの時、遠投の時から「捕ってから速く正確に投げる」練習を日々繰り返し、0.1秒でも速くする意識しで、1球1球を大切にし練習に臨んでほしいと思います。

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