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諦めるのはまだ早い!大人でも速くなる足の入れ替えドリル!

諦めるのはまだ早い!大人でも速くなる足の入れ替えドリル!

世界最速の男と言えば、ジャマイカのウサイン・ボルト選手!2009年世界陸上ベルリン大会で9秒58という、驚異的な世界新記録を樹立しました。

今回ご紹介するのは、そのウサイン・ボルト選手から走り方を教わったという方の、大人向けのレッスン風景を撮影した動画です。

短距離走と聞くと、学校の体力テストで走った50m走や、陸上競技の100m走を連想しますよね?学校も卒業して社会人になった自分とは無縁・・・なんて思っていませんか?大人になったら足を速くすることなんて無理だなんていう先入観はありませんか??

何歳になっても身体はこたえてくれます!何歳からでもチャレンジしてみましょう!ただ、ケガには気をつけながら!ですよ!

スプリントとランニングの違い

「走る」という動作には、大きく「スプリント」と「ランニング」があります。短距離走は「スプリント」と言われますが、ほとんどの人は短距離走なのに走り方は「ランニング」なんです。

「ランニング」と「スプリント」の違いって何かと言うと、地面と足の接地時間。スプリントは接地時間が短い!何故スプリントの方が接地時間が短いのかというと、「伸張反射」を使いたいから!

「伸張反射」とは、簡単に説明すると、筋肉が切れないように、筋肉が勢いよく伸びると自分の意志とは無関係に筋肉が縮められることです。自分の意志とは無関係に起こるので、自分で考えて筋肉を動かすことに比べると動き出すスピードが爆発的に速い!

この反射を使うには、いくつか身体の使い方にもコツがいりますが、そもそも地面と足の接地時間が長いと起こりません。だから、スプリントは接地時間を短くする必要があります。

足を入れ替える速さ

では、地面と足の接地時間を短くするにはどうすれば良いかというと、足を入れ替えるタイミングがキーポイントなんです!!

走る動作で、例えば、右足を前に出して地面についたとします。その時、左足がまだ身体よりも後ろにあると、右足は地面から離せません。つまり、地面に接地した足と反対の足が、地面についた足より前に出ている状態をいかに速く作るか、そこが接地時間を短くするために外せない超重要ポイントです!

足を地面につけた瞬間、反対の足が既に前に出ている状態、これが最も速いタイミング!このタイミングをマスターするためのドリルとして、バンザイをした状態で、片足で3回ジャンプし、その後足を入れ替えるというドリルがあります。(動画4:00~)

足の入れ替えのドリルですので、足の入れ替えを素早く行うことに意識を集中することはもちろんですが、大事なのは入れ替えた時に前に上がっている膝の高さ!

実際に走る動作と重ねて考えると、前に上げた膝の高さが低い場合、膝をそこからさらに上へ持ち上げてから地面に下ろす方向への動きになるため、膝を上へ持ち上げる時間分ロスが発生します。

足を入れ替えた瞬間、反対側の膝が臍の高さ辺りまで上がっていること!入れ替えだけではなく、膝の高さも意識して行いましょう!

動画で客観的にドリルの様子を見てみると、先生と生徒の動きの違いが分かりやすいので、是非その辺りもじっくり見てください!

足を回転させる意識

次のドリルとして、バンザイをした状態のまま、ミニハードルを跨ぎながら前に進んでいくというものがあります。(動画8:35〜)はじめに行ったドリルの続きになるので、足の入れ替え・膝の高さの意識はそのままです!

ミニハードルを終えた後も、同じ体勢でそのまま20〜30m走り続けましょう。その際、足が回転しているかどうかをチェックしてください!

足の動かし方が直線的になると、切り返しのタイミングですごくパワーが必要になり失速に繋がります。それに比べ、足が円を描くように動いていると、特別にパワーが必要になる局面がなくなめらかに回り続けます。こちらの方が無駄がない!

足を回転させる、足を回すというイメージを頭にしっかり叩き込みましょう!

動画の後半でもかなり役に立つドリルを余すことなく教えてくれています!小学校の先生やクラブチームのコーチ、子どもに走り方を教えたい親御さんなど、教える場面に遭遇したら、是非この動画をご覧ください!

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