小学、中学の野球を観ていると、高い確率で1試合に1回は内野手の送球ミスがあるように思えます。そして、この送球ミスから失点につながる場面も目にすることも多いです。
内野手が一塁に正確に送球できる力、というのはチームの防御率に大きく関わるように思えますので、一塁への送球はしっかり行いたいものです。
ポイントとしては、
・打球の右側から入り、捕球時に正面に入る
・捕球したら前か後ろにステップして右足を一塁に向ける
・左足と左肩を一塁にしっかり向けてから投げる
の3つです。
川島選手が言っている通り、打球に対し正面から入り、そのまま前に足を運んでから一塁へ送球すると、無理な体勢での送球になり、暴投の原因になりますし、身体や肩にも大きな負担になりますので、これはNGです。
打球が飛んできたら、右側が入って捕球し、右足→左肩→左足を一塁にしっかり向けて投げる、という一連の流れを流れるように自然に出来ると、送球ミスが少なくなると思います。
まずはゆっくりとゴロを投げてもらい、上記の一連の流れを意識して丁寧に確かめながら行うと良いでしょう。
そして、どんどんゴロのスピードを上げ、実践に近い打球に少しずつ近づけて、段階を踏んで実施すると良いと思います。
では動画をご覧ください。
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動画引用元:スワローズKA 川島慶三 一塁への送球