
堂安律は、日本代表の背番号10を背負う左利きの攻撃的MFです。右サイドや中央でボールを受け、鋭いカットイン、強烈な左足シュート、味方を生かすラストパスで試合を動かします。今大会ではグループF最終戦のスウェーデン戦で先制点の流れに深く関与。前田大然の得点を導くパスワークで、日本の決勝トーナメント進出に大きく貢献しました。
| 名前 | 堂安 律 |
| 読み | どうあん りつ |
| 年齢 | 28歳(1998年6月16日) |
| 代表選出回数 | 2大会連続2回目 |
| ポジション | MF/FW、攻撃的MF、右サイド、シャドー |
| 代表背番号 | 10 |
| 所属クラブチーム | アイントラハト・フランクフルト/ドイツ |
| 出身高校・チーム | 追手門学院高校、ガンバ大阪ジュニアユース、ガンバ大阪ユース |
| 出身地 | 兵庫県尼崎市 |
| 身長 | 172cm |
| 体重 | 70kg |
| プレーの特徴 | 左足の強烈なシュート カットイン キープ力 勝負強さ 攻守の切り替え |
堂安は、ガンバ大阪の育成組織からトップチームへ昇格し、若くしてJリーグで存在感を示しました。その後、オランダ、ドイツへ渡り、欧州の強度の高い環境でプレーの幅を広げました。「大舞台で輝きを放つ変幻自在のレフティー」として、前回大会でドイツ、スペイン相手に同点ゴールを決めた勝負強さが最大の持ち味です。
国内での実績
堂安はガンバ大阪ユース時代から注目され、トップチーム昇格後は10代で公式戦に出場しました。ボールを受けてから前を向く力、狭いエリアでも失わない技術、左足でゴールを狙う積極性は、国内時代から大きな武器です。
ガンバ大阪では、若手ながら攻撃のアクセントになり、将来の日本代表候補として評価を高めました。国内で磨いた「自分で局面を動かす力」が、欧州挑戦後の成長につながっています。
過去の国際大会での実績
堂安の代表キャリアで特に印象的なのは、前回大会でのドイツ戦、スペイン戦です。いずれも途中出場から同点ゴールを決め、日本の逆転勝利につながる流れを作りました。
東京五輪世代でも中心的存在としてプレーし、A代表では攻撃の切り札、先発時のゲームメーカー、守備時のハードワーカーという複数の役割を担ってきました。背番号10を託されていることからも、現在の日本代表における重要度の高さが分かります。
ずば抜けたプレーの特徴3選
1. 左足で試合を変える勝負強さ
堂安は、ゴール前で迷わず左足を振り抜ける選手です。相手が一瞬でも寄せを遅らせれば、ミドルシュートやカットインから得点を狙えます。前回大会で強豪相手にゴールを決めたように、大きな舞台でも大胆にプレーできるメンタリティがあります。
2. 狭い場所で前を向く技術
右サイドで相手に囲まれても、堂安は身体の向きとボールタッチで時間を作れます。縦に割る、内側へ入る、味方に預けるという選択肢を持ちながら、相手DFの重心をずらします。派手なスピードだけではなく、細かい技術で守備を崩すタイプです。
3. 連係でゴールを生む創造性
一次リーグ最終戦となるスウェーデン戦では、後半11分に菅原由勢からのパスを堂安がフリックし、上田綺世を経由して再び堂安へ。そこから前田大然へパスが通り、日本の先制点が生まれました。得点者ではなくても、堂安の判断と技術が得点の入口と出口をつないだ場面でした。
堂安律に似たプレースタイルのライバル5選
1. ラミン・ヤマル(スペイン)
右サイドから左足で仕掛ける点が堂安と重なります。今大会ではサウジアラビア戦で得点し、若さと決定力で強烈な印象を残しています。
2. ブカヨ・サカ(イングランド)
右サイドで受け、縦突破とカットインを使い分ける万能型です。攻撃だけでなく守備の戻りも速く、堂安と同じくチーム戦術に組み込めるアタッカーです。
4. ウスマン・デンベレ(フランス)
両足を使える突破力があり、サイドで相手を引きつけて局面を変えます。堂安よりスピード色は強いですが、ゴールに直結する創造性は共通しています。
5. フィル・フォーデン(イングランド)
狭いスペースで受け、左足のタッチとシュートで違いを作る技巧派です。中央とサイドを行き来しながら攻撃を組み立てる点で堂安と比較しやすい選手です。
5. クリスチャン・プリシッチ(アメリカ)
サイドから中央へ入り、シュートやラストパスで決定機を作るタイプです。今大会でも米国攻撃陣の中心として注目される存在です。
エピソード ― 強烈な個性と負けん気の強さ
堂安は、強気な発言と堂々とした立ち居振る舞いで知られる一方、チームを勝たせる存在になりたいという意識を強く持つ選手です。ピッチ上で見せる自信に満ちた表情、その裏には欧州で厳しい競争を続けてきた努力の裏付けがあります。
攻撃的な選手でありながら守備のタスクも引き受け、相手に寄せる、味方のために走る、失った直後に奪い返すというプレーを怠りません。スター性と泥臭さの両方を持つところが、堂安律の魅力です。
決勝トーナメントで期待される活躍
日本はグループFでオランダと2-2、チュニジアに4-0、スウェーデンと1-1という結果を残し、グループ2位で決勝トーナメントへ進みました。スウェーデン戦では、前田大然の先制点につながる連係に堂安が深く関わり、試合後には「ここからサッカー世界大会が始まります!」という前向きな姿勢も報じられています。
今後の堂安に期待されるのは、こう着した試合を一発で動かすプレーです。相手が守備を固めた場面では、右サイドからのカットインシュートが武器になります。日本が押し込まれる展開では、ボールを収めて味方を押し上げる役割も重要です。
次のステージでは、堂安のひとつの判断と左足が勝敗を分けるといっても過言ではありません。得点者としても、チャンスメイク役としても、日本代表の攻撃に「勝負の匂い」を加える存在に他なりません。
頑張れ、堂安律選手!がんばれ、SAMURAI BLUE!!






