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打撃練習 粘り強いバッティングを身に付ける

打撃練習 粘り強いバッティングを身に付ける

■課題・要望
・粘り強いバッティングを身に付けたい

2016年シーズンのパ・リーグ首位打者&最多安打の二冠を達成した球界を代表するアベレージヒッターと言えば、角中勝也選手ですね。

角中選手のバッティングの特長と言えば、打撃位置はホームベースに近い位置で構え、バットは短く持ち、重心の低い構えからコンパクトで鋭いスイングをする。2ストライクからはノーステップ打法に切り替え、身体に近いポイントにボールを呼び込みファールで粘り、甘い球はヒット、ピッチャーが根負けしてフォアボールとなり、高打率が残せる。とても戦略的な考え方であり、持っているスキルも素晴らしい選手です。

ただ上記で「甘い球はヒット」と記述しましたが、角中選手の真骨頂は「変態打ち」と称される、どんな球でもヒットにしてしまう驚異的なバットコントロール。決して甘い球だけをヒットにする選手ではないです。下の動画は、その「変態打ち」の代表的なシーンです。本当にすごいです。

動画引用元:【プロ野球パ】完全なボール球とらえる! 角中、岸から先制のタイムリー三塁打 2015/07/03 L-M

そんな角中選手のバッティング練習を撮影した動画があります。

動画引用元:角中勝也 打撃フォーム

ちょっと意外だったのではないでしょうか?
角中選手らしくなく、足をしっかり上げて、スイングも大きいです。全球ホームランを狙っているようなスイングです。これは、バッティングの基本とも言える「ボールを遠くに飛ばす」ことを意識して練習しているのでしょう。ボールを遠くに飛ばすためには、ボールをバットの芯でしっかりとらえ、ヒッティングポイントは体の前で点でとらえた方が飛びます。ボールを点でとらえて、バットの芯でとらえる感覚を体に覚えさせるためにやっているではないでしょうか。
あの世界のヒットメーカー、イチローのバッティング練習も同じです、練習時はライトスタンドにどんどん放り込む練習をやっているようです。
新旧ヒットメーカーのバッティング練習は同じですね。

改めて、角中選手の粘り打ちに話題を戻すと、この「eラーニングベースボール」でも紹介した、

・ポイントを変えてティーバッティングを行う

・逆方向へ強い打球を打つためのティーバッティング方法

↑この練習がオススメです。そして

動画引用元:角中勝也 打撃フォーム

↑この、角中選手の代名詞であるノーステップ打法でやってみると、角中選手に近づけるかもしれません。
目指せ角中!!!

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