短距離に限らずですが、パフォーマンスアップするうえで強い体幹は必要不可欠です!
そして、競技力をアップさせるための体幹は、ただかためればよいというものではありません。体幹部をしなやかに動かすこともでき、且つ安定させることもできる、そんな体幹に鍛える必要があります。
そのための第一歩として、とにかくたくさんの種類の体幹トレーニングを取り入れることがおすすめです!今までやったことがない種目への挑戦が大切になります!
ということで、今回は速く走ることを目的としたチームが行っている体幹トレーニングを3つ紹介します!難易度高めの3種目です!是非チャレンジしてみてください!
レッグローテーション(足曲げ)
<やり方>
1.仰向けで寝転がる
2.手を横に広げて、手のひらを地面につける
3.股関節・膝・足首を90度にする
4.5秒かけて、膝を左へゆっくり倒す
※この時右肩が地面から浮かないように
※膝は地面に着く寸前で止める
5.地面ぎりぎりまで膝を倒したら、その状態のまま、両膝を揃えて伸ばし、また90度へ戻す
6.5秒かけて③の状態に戻る
これを左右交互に8往復、16回行う。
レッグローテーション(足伸ばし)
次はレッグローテーション(足曲げ)から少し負荷を上げます。
<やり方>
1.仰向けで寝転がる
2.手を横に広げて、手のひらを地面につける
3.股関節90度にし、膝は伸ばす
4.5秒かけて、足を左へゆっくり倒す
※この時右肩が地面から浮かないように
※足は地面に着く寸前で止める
5.5秒かけて③の体勢に戻る
ここでのポイントは足を倒す方向です!股関節を90度にして、そのまま真横に足を倒し、同じ軌道で上げるようにしましょう!よくない例として多いのは、股関節の角度が大きくなってしまい、真横ではなく斜め下へ下がっていくケースです。これではお腹への刺激が減ってしまいます。
そうならないよう、壁に向かって行ったり、人に立ってもらうなど、足の角度が変えられないような工夫をすると良いですね!
Vシットアップ
<やり方>
・仰向けに寝転がる
※できれば頭と踵は地面から少しだけ浮かせた状態を保つ
・胸の前で手をクロスする
・5秒かけて、上半身も下半身も両方起こし、膝と肘をタッチする
※この時膝は曲げてOK!可能なら、膝の角度は90度くらいにし、足首は目線の高さまで上げましょう
・5秒かけて上半身も下半身も元の体勢に戻す
ここでのポイントは、上半身か下半身のどちらかを先に起こすのではなく、「同時に」起こすことが非常に重要です!いかがですか?同時に起こせますか?
この3種目が難なくできる方はもうアスリートです!難易度は高めですので、できなくても気にせず、できるようになるまでチャレンジしてみてください!
お腹に色んな刺激を入れて、強い体幹を手に入れましょう!
それでは動画をご覧ください。