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近江高校 守備練習 握り替えを速くする練習 試合前のシートノックのポイント|高校野球 甲子園

近江高校 守備練習 握り替えを速くする練習 試合前のシートノックのポイント|高校野球 甲子園

夏の風物詩の1つである甲子園。2023年夏の甲子園の出場高校が出そろいましたね。大阪大会では、過去10大会で6回甲子園に出場している優勝候補の大阪桐蔭が履正社に敗退するなど、各地方で波乱が起きているというニュースを見かけることが多く、今年も夏の甲子園に注目が集まります。

滋賀県大会決勝では、近江高校が8-7で滋賀学園を破り甲子園出場を決めました。近江高校は、第94回選抜高校野球で準優勝の結果を残した名門です。同大会で活躍した山田陽翔選手は、現在埼玉西武ライオンズに所属しています。

本記事では、名門である近江高校の練習内容をご紹介します。強豪校の練習メニューなどを知りたい選手や指導者の方はぜひ参考にしてみてください。

近江高校のキャッチボール

ウォーミングアップが終了するとキャッチボールが始まります。注目したいのは、捕ってから投げるまでのボールの握り替えを速くする練習(動画内1:17-)です。

やり方

・塁間の半分より短い距離で行い、足を大きく広げて構える

・捕球後すぐに握り替えて送球する

ポイント

上半身だけではなく下半身の体重移動も使い送球することが大切です。内野手は特にスピードが重視されるため、捕球後すぐに「割れ」を作ることを意識しましょう。「割れ」を速く作るためには、なるべく右耳(右利きの場合)の近くで捕球することがポイント。下半身を柔らかく使いながら取り組んでみてください。

握り替えが速く正確になると、送球ミスも減り、アウトにできる確率が上がります。そのため、内野の選手ではない外野手や投手、捕手の選手も取り組むことがおすすめです。

近江高校のシートノック

次に近江高校のシートノックを見ていきましょう(動画内1:50-)。難しい打球は少なく、捕りやすい打球をノッカーが打っていることがわかります。その打球をミスせず捕球し、すぐに送球しています。

ゴロではありますが、先ほどのキャッチボールで取り入れていた握り替えを速くする練習が生きる場面です。

守備練習で行うノックでは、球際や厳しい打球を捕球する練習が必要ですが、シートノックは試合前の大切な時間であるため、リズム良く程よい緊張感を持って取り組むと良いでしょう。グラウンド状況や距離感などを掴みながら試合前の調整をしてみてください。

それでは動画をご覧ください。

5季連続優勝中の強豪・近江の練習に密着!打撃練習、シートノックなどハイレベル!

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